ビタミンC化粧品を基礎から解説。

ビタミンC化粧品はなぜ効くのか

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ただのビタミンCじゃダメ

レモンを塗ってはダメです

柑橘類の中にはレモンやグレープフルーツやベルガモットなどは肌に直接塗ってはいけないものと、ユズやマンダリンのように直接肌に塗っても問題のないものとがあります。
レモンを例にとると、まずpH2の強酸で刺激が強く、皮膚炎を起こす可能性があります。何よりも問題なのは光毒性。レモンに含まれるタマリン類のソラレンという物質が光の吸収を増幅させてしまう性質があります。(光感作促進作用)
このことにより、レモンが肌に付着したまま紫外線を浴びれば、シミを消すどころか、シミを増やし、そして濃くしてしまうことになります。
また、この物質は肌に付着すると洗っても簡単には落ちにくく、残留することも問題です。

皮膚には外敵から守るバリアがある

皮膚の最上層部は、角質層(角層)というやがて剥がれ落ちる皮膚細胞が、皮脂腺で作られて毛穴を通って出てきた皮脂でできた皮脂膜で覆われています。この皮脂膜と角質層を皮膚のバリア層と呼びます。
皮膚のバリア層の下には更に二層の皮膚細胞があり、更にその下にコラーゲンやエラスチンといった美容に重要な物質が作られる真皮層が存在するわけです。
皮膚のバリア層には大きく分けて二つの役割があり、一つは体内の水分が体外に出て行くのを防ぎ、身体が水分不足にならないようにしています。もう一つは外部からの異物が体内に侵入するのを防いでいます。
ビタミンCを含めた化粧品成分は通常、皮膚は異物として認識され、皮膚のバリア機能によって進入(浸透)を防いでしまいます。

そこで生まれたビタミンC誘導体

通常のビタミンCでは破壊されやすい上、皮膚のバリア機能によって浸透していかないことから、安定性があり、浸透できるビタミンCの開発が進み、そこで生まれたのがビタミンC誘導体とよばれるものです。
ビタミンC誘導体はプロビタミンCとも呼ばれ、壊れやすく不安定なビタミンCに他の物質を結合させることにより、熱・光・空気などに対しても壊れにくく安定し、更には肌への浸透性も体内での持続性も良くなります。
ビタミンC誘導体の種類には水溶性(リン酸アスコルビルMg、リン酸アスコルビルNaなど)のものと脂溶性(テトラヘキシルデカン酸アスコルビルなど)のものがあります。

 
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