野菜や果物やサプリメントといった食事でビタミンCを摂取する時と、化粧品へのビタミンCの配合率とに分けて説明していきます。
まず食事やサプリメントでビタミンCを摂取した場合の摂取量と効果の関係ですが、個人差とその時の体調によって大きく変わってきます。人間の生きていく上での最低必要量は1日100mg~と言われておりますが、積極的に効果を期待するのであれば1日1,000mg~2,000mgが最低目安でしょう。風邪を引いていたり、体調が優れない時には数時間おきに分けて1日5,000~6,000mg飲んでも良いという先生も多くいます。ドーズレスポンスという言葉があり、摂取量はある程度しっかりとした量を摂らないと効果は期待できません。
化粧品へのビタミンCの配合率はピュアなビタミンCであれば20%濃度が最高とされていて、もちろん濃度が薄いものより20%に近いほど効果は高いとされています。しかし、ピュアなビタミンCの場合には浸透性や安定性に問題があることも事実です。
一方、安定して浸透性の高いビタミンC誘導体の場合の濃度はどうかというと9.7%で飽和し、それ以上は水に溶けませんが、やはりこちらも濃度が薄いものは効果が期待できません。
配合率を増やせば比例して効果が上がり続けるのかを検証していきます。食事の場合にはどんなに頑張っても摂取量に限界があるので、説明は省きましょう。サプリメントの場合には一度に大量に摂取しても数時間で使われなかった余分なビタミンCは便として排泄されてしまいます。数時間おきに分けて摂取した場合には量が多いほうが効果が上がりますが、個人の許容範囲(私の場合には1日7,000mg)を超えると下痢の症状がでてしまいます。
化粧品ではピュアなビタミンCの場合には20%までは濃度に比例して効果が得られますが、20%を超える高濃度では逆に浸透性も効果性も落ちていきます。ビタミンC誘導体の実験でも1~5%までは濃度が上がるほど効果も上がりましたが、5~8%まではほんの少しの効果の上昇しか得られませんでした。そして8%以上の高濃度になると極端に安定性を失います。