ビタミンCはもともと酸性で刺激が強い物質です。pHが低く酸度が強い状態のものほどその刺激は強く感じます。多少の刺激であれば使っていくうちに徐々に肌は慣れていきますが、刺激が強すぎると肌は炎症をおこし、炎症が色素沈着して、かえってシミを濃くしたり、増やしてしまったりすることにもなりかねません。
また、ビタミンCは独特の臭いがあるのも特徴です。ビタミンCは抗酸化物質ですから空気に長い時間触れていればやがて酸化がすすみ、臭いは強くなっていきます。顔に直接つける化粧品にとってその独特の臭いはやはり気になるところです。
ビタミンC化粧品を選ぶときにはいくつかのポイントがあります。
1. 高濃度であること(ビタミンC誘導体なら5%くらい)
2. 使用時に刺激が少なく、使用感が良いもの(但し、ヒアルロン酸などが多く入っていると感触はよくなりますが、肌の表面を覆ってしまい、肝心のビタミンCの浸透力は落ちてしまいます。)
3. ビタミンC臭の少ないもの(但し、合成香料などを使用していないもの)
4. 抗酸化剤同士の相乗効果のために他の抗酸化成分も同時に配合されていること
ビタミンCの本来の特徴は乾燥性の物質で、けして保湿力はありません。ビタミンC化粧品を使用するときには合わせて保湿効果の高い化粧品を後に使用することがよいでしょう。またはビタミンC化粧品そのものに保湿効果をかね揃えているものを選びましょう。但し、ここで注意すべき点があります。保湿効果で有名な成分には「ヒアルロン酸」がありますが、ビタミンC化粧品の後に使用するのであれば問題ありませんが、同時にヒアルロン酸を配合して感触をよくしている商品はおすすめしません。なぜならばヒアルロン酸という成分はビタミンの何千倍も分子量が大きく、肌の中には浸透せず、肌の周りを覆って保湿し、感触をよくしてくれますが、ビタミンCの浸透を妨げてしまいます。